中高年が即戦力で働ける場所とは

中高年世代は、第二の人生に突いて考えることが増えます。60歳、もしくは65歳での定年退職の他、40代後半から60歳未満であれば早期退職優遇制度などを利用して退職をする人も見られます。昨今では、退職後に年金をもらうまでの期間が開いてしまうというケースも増えています。ほんの数年間どこかで収入を得たいという場合は、早い段階で転職活動を始めましょう。

中高年の転職におすすめしたいのが、介護職です。ややもすれば自分自身が介護される年齢に差し掛かっていると消極的に考えてしまう人もいるでしょう。さまざまな場面で中高年世代のマンパワーが求められています。

中高年世代が介護業界へ転職する場合、無資格でも即戦力となれる可能性が高いです。話し相手になる、レクリエーションで利用者と一緒に楽しみながら活動をするというように、身体介護以外の場面でメインに働けるからです。人生経験もあるため、楽しい会話のなかで高齢者とのコミュニケーションを取りやすい点が注目されています。また、体力に自身がある人は、送迎車の運転や車いすを押して外出するなどもできるでしょう。

もちろん、介護の資格取得を目指すことも可能です。仕事だけではなく実生活に役立てられる可能性も生まれます。資格を取得することでサービス提供責任者など責任がある立場を任せてもらえる可能性も高まります。

前職で管理職に就いていた、リーダーや指導経験を持っているという人は、異業種転職であっても介護の仕事で管理職への昇進が期待できます。